データ分析に基づくシステムトレードの運用戦略

データ分析に基づくFXシステムトレードの運用戦略

将来の生計不安が高まる中、不労所得のひとつとして、トレードに関心を持たれている方は多いと思います。中でも、コンピュータプログラムが自動で売買してくれるシステムトレードは、究極の不労所得と言えるかもしれません。

ただ、システムトレードを実際にやるとなると、いくつかのハードルがあります。

まず挙げられるのは、トレードプログラムの作成やシステム環境のセットアップといったITに関するハードルです。もしあなたが、このハードルを回避する為に、FX会社の提供する便利なサービス(予め用意されたプログラムの中から選択するだけで自動売買を始められるサービス)を利用したならば、多くの場合、残念な結果に終わると予想されます。

ただ、こうしたサービスを利用しなくても、ITに関するハードルを乗り越えるのは、それほど難しいことではありません。スキルは時間さえ掛ければ身に着けられますし、時間を掛けたくないのであれば、スキルのある人に頼めば済みます。実際、私が営む事業所(アルゴレッジ)でも受託および代行サービスを提供しています。

むしろ、越えるのがより難しいハードルは、プログラムに実装するトレードルールをどうやって作るか、そしてそれらをどう運用するかにあります。なぜなら、これらはスキル・知識・経験を総動員した試行錯誤の中で生み出されるものだからです。

合理的なトレードルールは、特徴的な値動き(相場)を検知して利益に変える、という受動的なものであります。それに対し、合理的な運用は、トレードの対象とルールを適切に組み合わせてローリスク・ハイリターンを狙う、という能動的なものであります。

従って、トレードルールと運用の関係は、戦術と戦略の関係だと言えます。「戦術で勝ち、戦略で負ける」という言葉があるように、戦術と戦略の両方が揃わなければ、トレードという戦いには勝てません。

本サイトでは、私が個人資産の運用に使っている「システムトレードの運用戦略」のひとつを紹介しています。

この戦略は、FXを対象としており、数多くの通貨ペアと時間足のデータを包括的に分析した結果から導かれたものです。自らが行うFXシステムトレードにおいて、運用によりローリスク・ハイリターンを目指す戦略であることから、この戦略を「セルフヘッジファンド」と呼んでいます。

FXシステムトレードに関心をお持ちの方は元より、トレードやシステムトレードに懐疑的な方や、不労所得を得る為に何かを始めたいと考えられている方にも、お役に立つ内容だと思いますので、お時間がありましたら是非お読み頂ければ幸いです。

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合理的なFXシステムトレードは、安定した不労所得を生み出します。データ分析に裏付けられたローリスク・ハイリターンの運用戦略について解説したブログです。